国税庁は1日、昨年度に決算期を迎えた法人が申告した所得は前年度比で7・9%増え、70兆1301億円だったと発表した。一方、欠損金額も同60・1%増の23兆7219億円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、黒字企業と赤字企業の「二極化」が進んだ結果とみられる。
同庁によると、申告のあった301万件のうち黒字は105万3千件。割合は35・0%で、前年度比0・3ポイント減だった。小売業を中心に所得を伸ばした会社がある一方、飲食業などは経営が苦しい傾向がみられたという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル